1日1冊レビューし太郎

おススメの本ご紹介します。本の紹介を通して、自分の人生観や経験などをお話しします。日本の大学を卒業後、ALLEX Programに参加するために渡米。Missouri州のWashington大学、NY州のUnion大学、そしてHarvard大学で日本語教員として働きました。このブログでは、おススメの本の紹介を通して、自分の人生観や経験を語りたいです。あなたの悩みを解決させてください!いつでも相談に乗ります(^O^)

人型アンドロイドと人種差別

人型アンドロイドと人種差別のどこに関係があるのでしょうか。

 

実は現在アメリカの大学で学部生と大学院生に日本語を教えているんですが、

先日の日本語の授業で人型アンドロイドに関する題材を授業で扱いました。

 

アンドロイドと聞いたら、携帯電話を想像する方も多いかもしれませんが

ここで登場するのは人型アンドロイドで、こんな感じです。

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左側が「人間」で、右側が「人間じゃない」と何となくわかったのではないでしょうか

 

ではこちらはどうでしょうか。

「人型アンドロイド」の画像検索結果

一見すると、どちらが本物のマツコ・デラックスかわかりませんよね。笑

でも、よーく見ると何かが違う。顔の表情や手先の感じなど。

 

はい、ここで僕が何を言いたいのかというと、

「人型アンドロイド」は「人間」とはほんのちょっと違う、ということです。

 

1枚目の写真の男性は大阪大学の石黒教授、アンドロイド研究者ですが、

こう語っています。

 

人間は「人間とそれ以外を区別しようとする性質」を  持っている。

人間は人間とちょっと違うものについて、非常にネガティブに反応する性質を持っている。

 

私たちは人間は自分たちと少し違うものに対してネガティブに反応する。

これは人間同士でも言えるんじゃないかと思ったんです。

 

つまり、

人間は同じ人間であったとしてもちょっと違うものについて、

多少なりともネガティブに反応する性質を持っている。

 

肌の色や言語、考え方や文化の違い、

自分と違うものには何だか抵抗がある、と感じるのが人間の本質なのかもしれません。

 

僕も日本に住んでいた時、

正直な話、肌の色が違って身体大きめで

日本語以外の言語を話している人が近くにいたら、

「ちょっと恐いな」と感じていました。

 

ですが、アメリカに2年以上住んでみて、

自分と肌の色が異なる人と友達になったり、

日本語が母語じゃない人と話したり、

生まれた国が異なる人の文化を知ったりして、

 

「全然恐くないじゃん」と思うようになっていました。

 

なぜ日本にいた時は、「恐い」と感じていたのか、

それは単純に知らなかったからだと思います。

 

少なくとも僕の経験上の話ですが、

自分とちょっと違うものに対してネガティブに反応するのは自然なことで、

その違うものと向き合って、それに慣れてしまえば恐怖感はなくなる。

 

人種差別も同じで、「ちょっと違う」に恐いと感じるから起こるのかもしれません。

その「ちょっと違う」を克服する方法は様々だと思います。

第二言語(外国語)を勉強したり、文化の違いをインターネットで調べたり、

何かしらの経験によって慣れてしまえば、もう恐くなくなるんです。

 

つまり、

ちょっと違っていたとしても、受け入れるようになれるんだと思います。

人型アンドロイドと人種差別の話でした。