1日1冊レビューし太郎

おススメの本ご紹介します。本の紹介を通して、自分の人生観や経験などをお話しします。日本の大学を卒業後、ALLEX Programに参加するために渡米。Missouri州のWashington大学、NY州のUnion大学、そしてHarvard大学で日本語教員として働きました。このブログでは、おススメの本の紹介を通して、自分の人生観や経験を語りたいです。あなたの悩みを解決させてください!いつでも相談に乗ります(^O^)

超訳ニーチェの言葉(己について)

ニーチェの言葉を聞かぬ者、フルーチェを食べてはならぬ。意味不明な枕詞は置いておいて、早速こちらになります。笑

[フリ-ドリヒ・ヴィルヘルム・ニ-チェ, 白取春彦, 白取 春彦]の超訳ニーチェの言葉

彼の言葉は心に響くものが数多くあります。そもそもニーチェって誰なの?という方へ。彼はドイツの哲学者で19世紀の後半に生き、24歳でスイスのバーゼル大学教授となりましたが、教職に会ったのはわずか10年ほどでした。その後は、病気療養のためにヨーロッパ各地を旅しながら多くの考えを巡らせました。彼が残した言葉をいくつか紹介します。

 

目次

 

①一日の終わりに反省しない。

「反省する」といえば、一日の終わりを想像する方も多いのではないでしょうか。僕もそうでした。ただ、ニーチェは違います。

 

彼は、疲れている時に冷静に反省できるはずがないと説きます。そういった状態での反省は、鬱への落とし穴とさえ言っています。一日の振り返りや日記は書くべきではないということなんです。

 

一日の終わりに反省をすることで自分や他人のアラが目について、自分のダメさにも怒りを感じ、誰々は憎たらしいと思ったりする。疲れている時は「さっさと自分を休ませなければいけない」ということですね。

 

②「~のために」行うことをやめる。

要は結局、人は自分自身のために行動するということが根底にあるのだと思います。どんなに良いことに見えても、「~のために」行うことは、卑しく貧欲なことだとニーチェは言います。

 

どんな行いでも、それが失敗したと思える時には相手、もしくは事情や何かのせいにする心が生まれ、うまくいったと思える時には自分の手柄だとする慢心が生まれるというのです。

 

ただ、純粋に、能動的な愛から生まれる行いには、「~のために」という言葉も考えも除外されるのだろうと思います。

 

③友人を求める前に自分自身を愛する。

「寂しさ」という心の状態についてよく考えます。なぜ人は人を求めるのだろうか。どうして一人では生きていけない、辛くなってしまうのだろうか。できるだけ多くの友人を欲しがり、一緒にいないと落ち着かないのは、自分が危険な状態になっている証拠かもしれません。

 

本当の自分を探すために誰かを求める。漠然とした安心を求めて誰かを頼ろうとする。それは「寂しさ」を感じている。つまり、「孤独」だからですよね。

 

なぜ人は「孤独」になるのでしょうか。それは、自分自身を愛することがうまくいっていないからだと、ニーチェは説きました。僕もそう思います。インスタントフレンドをいくら作ろうとも孤独の闇からはいつまでたっても出られない。

 

出るためには自分を愛するしか方法はないのでしょうね。自分を本当に愛するためには、まず自分だけの力を使って何かに取り組む必要があると彼はいいます。その過程で生まれる苦痛を乗り越えて、心の筋肉を鍛えていく中で育まれていくものが「自己愛」なんだと思います。

 

いかがでしたか。ニーチェは本書で232の言葉を残しています。また何か共感したものがあれば、ご紹介できればと思います。