ニーチェ第二弾です。第一弾はこちらをご参照ください。
目次
①誰もが喜べる喜びを
私たちの喜びが、他の人たちの喜びにつながっているとしたら、それは本当に平和だと思います。私たちの喜びが人の役に立ったり、誰かを笑顔にするなら毎日が楽しくなりますよね。
でも、私たちの喜びが他の人の悔しさや悲しさを一層増したり、侮辱になっていたとしたら・・・。
私たちは、本当に喜ぶべきことを喜んでいるんでしょうか。他人の不幸を喜んでいないでしょうか。復讐心や差別心、軽蔑心を満足させる喜びになっていないでしょうか。私たちは、自信をもって喜ぶことができているのでしょうか。
②仕事はよいことだ
ニーチェは言います。
職業は私たちの生活の背骨になる。背骨がないと、人は生きていけない。仕事に携わることは、私たちを悪から遠ざける。くだらない妄想を抱くことを忘れさせる。そして、こころよい疲れと報酬まで与えてくれる。
仕事は人にとって欠かせないものであると。最近は、特に若者の働き方の価値観が変わりつつあると思います。
「どこにいてもパソコンがあれば稼ぐことができる」「会社に通勤して働きたくない」働き方のバリエーションが出てきたのは間違いありませんが、”仕事”に対する向き合い方を個々人が真剣に考える必要があるのではないでしょうか。
「自分だけがよければいい」というマインドが意外と一般的になっているんじゃないかと危惧していると言ったら、僕は大袈裟すぎるでしょうか。
③一緒に生きていくこと
ニーチェの言葉です。
一緒に黙っていることは素敵だ。もっと素敵なのは、一緒に笑っていることだ。二人以上で、一緒にいて、同じ体験をし、共に感動し、泣き笑いしながら同じ時間を共に生きていくのは、とても素晴らしいことだ。
僕はプロポーズの言葉を決めています。(いきなり何を言い出すんだ笑)
もちろんここでは明かしませんが、”かなりイケてる”とイタい自分が自己分析しています。
つまり、何を言いたいかと言うと、共に人生を歩んでいく人がいれば、人生の楽しみ倍増だよな!ってことです。もちろん楽しいことばかりではないですが、全部ひっくるめて同じ体験をして、同じ話題で笑って、同じ時間を過ごせる人がいるってことは幸せなことなんじゃないか、と思うわけです。
僕は結婚せずに一人でも生きていくことができる人間だと思います。あんまり「誰かがいないと寂しい」と感じないですし、「一人の時間」を楽しむことができる人だからです。
でも、一緒に人生を歩んでくれる人がいれば、もっと豊かな人生を過ごせるんじゃないかと思えてきました。どうなることやら・・・
ニーチェの言葉「喜について」はいかがでしたか。次回もお楽しみに。