読書とは関係ありませんが、ふと考えたことをひとりごと。
他人の目や評価を気にして生きることについて考えました。なぜ良くないとされているのか、今気づいたことがあります。
男女のカップルを例に挙げます。
例えば、女性の方が男性の評価を気にして自分の本音を話さなかったり、気を遣いすぎて彼の言いなりになったとします。だけど、その女性が良かれと思ってしたこと(自分自身が傷つくのを恐れ、相手をほめたり持ち上げたりすること)が、その男性にどう伝わるかなんてわかりませんよね。
そして、期待の答えや反応が返ってこない時に、言った本人は腹が立つ。感情的になるかもしれませんが、生産的な解決はできないでしょう。
その結果、何が残るでしょうか。それは人それぞれ違うのでしょうが、共通して「空っぽな自分」が残ると思います。「私はこれだけ我慢してきたのに。私の気持ちなんて理解してもらえていなかったんだ。これだけ尽くしてきたのに。」などと相手を責める。
他人の評価を気にしすぎる人は、困ったときに他人を責める傾向があると思います。また、他人の評価を気にしすぎるばかりに、自分の行動が他人によって左右されることになります。「空っぽの自分」を演じているんです、”ピエロ”のように。