1日1冊レビューし太郎

おススメの本ご紹介します。本の紹介を通して、自分の人生観や経験などをお話しします。日本の大学を卒業後、ALLEX Programに参加するために渡米。Missouri州のWashington大学、NY州のUnion大学、そしてHarvard大学で日本語教員として働きました。このブログでは、おススメの本の紹介を通して、自分の人生観や経験を語りたいです。あなたの悩みを解決させてください!いつでも相談に乗ります(^O^)

コロナの時代の僕ら

イタリア人作家によるコロナ時代の文学です。

[パオロ ジョルダーノ, 飯田 亮介]のコロナの時代の僕ら

 

筆者は感染症が流行するまでの例えとして、次のような例を挙げています。

仮に僕たちが75億個のビリヤードの球だったとしよう。

私たち(ビリヤードの球)は感受性保持者(ウイルスがこれから感染させることができる人々)で、ボードの上に静止しています。

 

そこへいきなり、感染した球がひとつだけ猛スピードで突っ込んできます。その球は二つの球にぶつかって動きを止めます。

 

弾かれた二つの球は、それぞれまた二つの球にぶつかります。次に弾かれた球も同様に…。そうしてこのパターンが延々と繰り返されるという、一種の連鎖反応をビリヤードに例えています。

 

考えただけで恐ろしいですが、今まさにこのような世界の国々ではこのような状況が起こっています。この世界に希望はないのか。

 

僕は本書を読んでみて、科学的な視点と正しく恐れる視点を身につけることで、この混沌とした「コロナの日々」を生きていけるんじゃないかと思いました。特に、現代のように、フェイクニュースを含めて、おびただしい数の情報があふれかえり、人々の手元の画面上で24時間流れ続ける時代において、上記の二つの視点は非常に重要だと考えます。

 

また、彼は新型コロナが人間に伝染したそもそものきっかけに関しても自分の意見を主張しています。みなさんはそのきっかけは何だと思いますか?

 

僕は軍事的な理由や人口削減計画、何か非人道的な行為を想像していましたが、本書を読み終えてからいかに自分の考えが幼稚であるのか恥ずかしくなりました。

 

また、今後の世界が迎えるであろう事態を彼は予想しています。恐ろしい予想でしたが、十分その可能性はあるんじゃないかと思います。

 

生きている限り、”学び”を終えることはないですね。この時代を生き抜きたい方にとって、本書を読む時間は無駄にはならないかと思います。