お久しぶりです、ニーチェさん。
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目次
①四つの徳を持て(友)
四つの徳とは、「誠実」「勇気」「寛容さ」「礼儀」です。自分自身と友人に対しては、いつも誠実であること。敵に対しては、勇気を持つこと。敗者に対しては、寛容さを持つこと。その他あらゆる場合については、常に礼儀さを持つこと。
「親しい仲にも礼儀あり」って言いますもんね~。
②安定志向が人と組織を腐らせる(以下、世)
「類は友を呼ぶ」と言いますが、ぬくぬくとした閉鎖空間を作るための近道は、同じ考えの者ばかりが集まり、互いを認め合って満足してしまうことでしょう。そんな環境では、新しい考えや発想なんかはまず出てこないでしょうけど…。
③自分の生きた意見を持つ
他人の昔の意見を自分の信念として生きていくことは正しいようで注意が必要です。そういった意見って、生き生きしていないくていつまでたっても変わらない。もちろん他者や歴史から学ぶことは数多くありますが、それだけではいけないということだと思います。
本当の意味での自分の意見を持つためには、自ら動いて自分の考えを掘り下げて、言葉にしていく過程が必要なんだと思います。
④ニセ教師の教えること
ニセ教師の教えることは、すべて”価値判断”に関することです。世渡りに役立ちそうなことや得になることなど。
しかし、人間と事物についての本質の見方などはこれっぽっちも教えてくれないんです。僕の学生時代の先生もそういう人が多かったような…。学生のうちに一番勉強しておかなきゃいけないことってどっちなんでしょうね。
⑤危険なとき
みなさんは「危険なとき」と聞くとどんな場面を想像するでしょうか。車にひかれそうになった時とか?
例えば、車にひかれる危険が最も大きいのは、一台目の車を上手くよけた時だと言われています。これは日常生活のあらゆることにも共通していると思います。仕事などでも、問題やトラブルをうまく処理して落ち着いて気を緩めた時、次の危険性が迫っている可能性が高いんです。(同感ですか?)
いかがでしたか。ニーチェの言葉はいつも考えさせてくれるものばかりですね。