1日1冊レビューし太郎

おススメの本ご紹介します。本の紹介を通して、自分の人生観や経験などをお話しします。日本の大学を卒業後、ALLEX Programに参加するために渡米。Missouri州のWashington大学、NY州のUnion大学、そしてHarvard大学で日本語教員として働きました。このブログでは、おススメの本の紹介を通して、自分の人生観や経験を語りたいです。あなたの悩みを解決させてください!いつでも相談に乗ります(^O^)

一人称単数

これは衝動買い(パケ買い)でした。

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短編小説集って結構好きなんです。理由は気軽にすぐ読めるから。特に村上春樹の作品は一昨年からよく読むようになりました。ノルウェイの森海辺のカフカなど代表作。あ、あと『もしも僕らのことばがウイスキーであったなら』もよかったです。すぐにでもアイルランドに行ってみたくなる作品でした。

 

さて今回の短編集ですが、読んでいて何だか懐かしい。でも、心がちょっぴりくすぶられる、かつピリッとしびれるような作品が収録されています。表紙もかなりセンス高めなので、テーブルの上に置いておくだけでもお部屋がおしゃれになるかと思いますよ。笑 

 

大人であれば誰もが経験したことがあるであろう「愛」や「死」に対する感情について考えさせられる作品となっておりますので、是非ご一読ください。

 

この中でもおすすめの作品は「石のまくらに」です。

人を好きになるというのはね、医療保険のきかない精神の病にかかったみたいなものなの。

 

この言葉が僕の青春の1ページを呼び起こさせました。現在のページから一気に1ページ目まで突風か何かで戻らされた感じともいえます。人を好きになるって色々失うことも多いし、得られるものも多い。

 

それを繰り返しているうちに人間って何だか”慣れ”みたいなものを獲得してきて、心が動かされることが少なくなっていく。そんな状態でも心が動かされる相手と出会うことができたなら、一緒になることを考えてもいいのかもしれませんね。(26才の分際で申し訳ございません)

 

それではまた。